原稿診断事例

診断後、ビジネス書で
作家デビューを果たした
Eさんへの回答

良い点は活かし、欠点を修正

Eさんは、ビジネス書を出版することができました。
原稿を拝見したところ、基本的な内容はかなり良かったのですが、粗い部分なども目につきました。ご本人が時間をかけて修正・推敲するぶんにはいいのですが、それを弊社が業務としておこなうことは、手間やコストパフォーマンスの点で躊躇せざるをえませんでした。
そこで、原稿の修正方法をアドバイスし、直接ご本人が出版社に持ち込むことを勧めました。その結果、実用書系の中堅出版社に採用され、出版が実現しました。
このケースのように、出版にあたっての作業を、必ずしも弊社が全部お引き受けするわけではありません。出版可能と判断した場合には、出版社への持ち込み方法等をご説明の上、弊社に代行を依頼されるか、ご本人がおこなうか、決めていただきます。また、弊社にて代行をお引き受けできないと判断した場合でも、原稿の改善方法をアドバイスの上、ご自身で持ち込みをおこなったり、賞への応募をおこなうように勧めることもあります。

実際の原稿診断より抜粋

1■結論
お送りいただいた原稿『○○○○○』を拝読しましたが、商業出版が可能なレベルに改善するには、やや手間がかかると判断いたしました。そのため、弊社としましては出版社との交渉やエージェント業務をお受けすることはできません。

しかし、原稿の内容そのものは決してレベルが低いわけではなく、効果が見込めるうえ真面目で好感の持てる内容です。改善することによって採用の可能性は高まりますので、改善後に出版社に持ち込むことをお勧めします。

(中略)

では、どこが問題なのか、というと、(中略)次の3点です。

(中略)

上記の1と2を改善するのに、相応の手間と時間が必要と判断される。 (○○さんご本人がおりを見て推敲するぶんには問題ないと思いますが、弊社で責任をもって全編にわたり細部まで指導したり、代行して修正しようとすると、コストパフォーマンスの面で躊躇せざるをえない、ということです)

(中略)

○○さんは、○○を目的とした○○はきちんと書けるので、発想の転換をしたほうがいいと思います。「○○に書く」という方法で普通は書くわけですが、「○○」という印象がしたら、「○○」という視点に切り替えて文章を推敲するのです。

(中略)

上記のような欠点を修正すれば、かなりよくなると思います。(後略)

上記のような内容のほか、原稿持込についての具体的な手法などをアドバイスさせていただきました。

※応募者個人を特定する情報や、応募作品ならではのアイデアには触れない範囲で、原稿診断の原文をそのまま公開しています。