原稿診断事例

診断後、ノンフィクション作品で
作家デビューを果たした
Aさんへの回答

応募作は、いまひとつ。しかし力量はある。

Aさんは、ノンフィクション系の作品で作家デビューを果たしました。原稿診断に応募していただいた作品そのものは、じつはテーマや処理方法がいまひとつでした。しかし、書く力はかなりあり、すぐにもプロのライターが務まるレベルであると思いました。
そのため、「いいテーマで書けば、(採用される可能性が)すぐにも50パーセントや80パーセントになる」と回答させていただきました。その後、Aさんは独力で別のテーマで作家デビューを果たしベストセラーに。出版社からの執筆依頼が続いています。
Aさんの作家デビューには、当サイトは直接は関与していませんが、診断じたいは的を射ていたわけです。

実際の原稿診断より抜粋

1■結論
○○さんの現状を手短に分析すると、以下になります。

「書きたい」気持ちが「何を、どう書けばいいか」を上回っている状態です。
文章力はかなりお持ちですので、いいテーマや、いい切り口が見つかれば、本を出すことは不可能ではないと思います。

また、依頼されて原稿を書けば、一定水準以上で執筆できるはずです。技能面だけ見れば(仕事さえあれば)、すぐにもライターができます。

今回の原稿『○○○○○』については、はっきり数字を出してしまうと、この後の説明がどこかへ飛んでいってしまうおそれがあるのですが、あえて数字で言うならば、現状のまま出版社に持ち込んで採用になる可能性は、0.5パーセント〜2パーセントくらいです。

(中略)

書く力はかなりお持ちなので、基本的な認識や取り組み方法を変えて、いいテーマで書けば、すぐにも50パーセントや80パーセントになる可能性があります。

ひとまず、『○○○○○』を活かすならば、どういった方法があるか、いくつか案を書いておきました。
ただし、どれも現状の原稿からはやや隔たりがあるため、その通りにやってみてどうなるかは、実際にできあがった原稿を見ないことには明言できません。

○○さんとして、ピンとくるものがなければ、あまり『○○○○○』にはこだわらず、いったんこの原稿から離れてみるのもいいように思います。

仮にライターを目ざす場合ですが......(後略)

上記のような結論のほか、応募作の具体的な分析と改善方法、執筆活動をするにあたっての注意点などを回答させていただきました。

※応募者個人を特定する情報や、応募作品ならではのアイデアには触れない範囲で、原稿診断の原文をそのまま公開しています。